不妊症のご相談でお聞きする・・
✓年齢が高く卵子の質が低下
✓FSHが10を超え低温期がだんだん短くなる
✓AMHが平均年齢より低い
✓採卵の際に「遺残卵胞」「空胞」が出るようになった

などは中医学用語でいう【腎虚】に該当します。
この「腎虚」とは五臓六腑「肝・心・脾・肺・腎」のうちの1つで生殖系やホルモン・生命エネルギーなどに関係しており、妊娠に関する機能も「腎」の働きによるため、妊娠力が低下していたり年齢が高い場合は「腎」を中心に体質に合った漢方を考えます。
よく「女性は7の倍数で変化する」と言われるのが「腎」の変化を指しているのですが、女性の生殖エネルギーは28歳をピークに衰え始め35を過ぎるとホルモンの低下による加齢減少が目立つようになり49歳で閉経を迎えると言われます。
つまり35歳ごろから腎の力は衰えるため【腎】をいかに維持するかが妊活のカギとなるのです![]()
また【腎】は不妊治療のホルモン刺激が強かったり長引いた場合でも消耗し「腎虚」となるため、不妊症が長くなる方は【腎】をダメージから守ることも重要です![]()
また、腎を補うための「補腎薬」は何でも良い分けでなく
♦腎陰・・養分や潤い
♦腎陽・・巡りや温めるエネルギー
♦腎精・・根本的な活力エネルギー
と3つの分類の中で体質を診断したうえでカラダに必要な補腎をするため、出来るだけ専門家に相談して漢方薬を選ぶようにしましょう。
漢方侑備堂では腎に関する生薬を含む漢方製品は数種類あり以下のアイテム以外にも多数取り揃えておりますので「不妊治療でなかなか良い結果が出ない」というご夫婦はお気軽にご相談ください![]()

※腎とは西洋医学でいう「腎臓」ではなくあくまでも中医学の専門用語です







