湿気の時期のだるさ

侑備堂の漢方ブログ

湿気の時期のだるさ

2015.06.01 漢方

よく、良い睡眠をとるには寝る前に明るい部屋にいたりスマホを見たりしてはいけないと言っていますが、最近「アクションドラマ」を寝る寸前に見ているので確かに睡眠の質がちょっとおかしくなりました(笑)
寝る前にスリルは禁物ですね。

春から相談に来る方のお話を聞いていると、

「春先は毎年体調を崩す」

「梅雨になると不調になる」

など、季節の変わり目が苦手な方が多いようです。
春先の方は免疫のトラブルなどでアレルギー体質の方が多いのですが、梅雨時~夏は胃腸が弱い方が多いように感じます。

中医学では五臓六腑の「脾」(胃腸機能)は湿を嫌うので湿が多いと胃腸機能が停滞すると考えますので
梅雨時の

・「頭重感」
・「倦怠感」
・「胃腸不良」
・「寝つきが悪い」
・「ぼーっとする・日中も眠気が強い」

などは「湿邪」の影響ととらえて水はけを良くしたり乾かすような漢方を使うことが多いです。
冷たい飲食を控えるのも養生としておすすめです。

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↑「勝湿顆粒」はそんな今の時期良く使われますが食あたりや感染性胃腸炎でも人気です☆

「毎年夏のビールを飲むときは必ず勝湿も飲む」という方もいらっしゃいますよ~。
翌日が楽みたいです。

常備薬としても良く使いますので胃腸の弱い方はご相談ください(^_-)-☆

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↑ちょうど今の季節ぴったりのお茶!
今日からしばらく相談の時にお出ししています☆(※販売はしておりません)

中医でとうもろこしのひげは「玉米鬚」や「南蛮毛」と呼ばれ利水作用があるといわれているのでむくみや湿気のだるさにはおすすめです♪

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